高麗人参を使いこなす!
メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

高麗人参は加工法によってどんな違いがあるの?

はるか昔から「不老長寿の秘薬」として身分の高い人を中心に珍重されてきた高麗人参は、健康にも美容にも高い効果を実感できる長い歴史の中でいくつかの加工法が確立されており、それぞれの加工法によって価格や効き方の違い、有用成分量の違いなどがあります。

その加工法は大きく分けて「水参(すいさん)」、「白参(はくさん)」、「紅参(べにさん)」があります。
他にも黒参や太極参と呼ばれる加工法もありますが、日本国内で最も認知度があり、また一般市場で高値で取引されているのは紅参です。

紅参は収穫した生の6年ものの高麗人参(これを水参といいます)を洗い、蒸して加熱した後に、熱乾燥や太陽光に当てて日干しなどをして水分含有量を13.5%以下になるよう加工したものです。
乾燥させているため長期保存がききます。
有用成分「ジンセノサイド」の含有量が増えることや加工の手間がかかることからも、高麗人参の中でも特に貴重な上級品の位置づけです。

一方水参は、韓国のサムゲタンなどでもおなじみのように、本場韓国では薬膳料理の材料として使われています。
他にも水参は揚げたり煮たりして食べることが多いものです。

紅参と水参の中間としての位置づけが白参です。
白参には4~6年根が用いられ、その加工は水参の皮をむいてから太陽光や60度以下の熱風などで乾燥処理したものです。
その表面は綺麗な乳白色であるのが特徴です。
漢方の処方用や薬膳料理に良く使われています。

このようにひとくちに高麗人参といっても加工法によってさまざまな用途に分けられていますし、期待できる効果の高さにも違いがあるのです。

トップに戻る