高麗人参を使いこなす!
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高麗人参を産地で選ぶポイント

高麗人参はどこで作られている?と聞かれればほとんどの人がまず思い浮かぶのは漢方薬のイメージから「中国」、サムゲタンのイメージから入る人は「韓国」と答えるでしょう。
中国、韓国は原産地でもあり最大の消費量を誇ります。
高麗人参の生産量の約7割以上を中国と韓国でしめているとのことですから、中国と韓国が世界的な産地といって間違いはないでしょう。

しかし高麗人参は実は日本国内でも江戸時代から栽培されていますし、ロシアやアメリカ、カナダなど意外な国においても栽培されています。
高麗人参の栽培は非常に難しく生産コストがとても高くつく植物ですが、気候条件さえ合えば極端な話家庭菜園でも育てることができる植物なのです。

高麗人参は産地によって栄養価には大きな違いはないといわれています。
高麗人参の薬効の違いは産地の違いよりも何年根(何年もの)かによるサポニン含有量の違い・加工法によるサポニン含有量の違いの2つによるところが大きいのです。
高麗人参の薬効は「サポニン」という成分によるものです。
このサポニン含有量は4~6年ほど栽培した「6年根」といわれるものが最も多く高価な値で取引されています。
次いで「4年根」といわれる栽培3~4年目のものです。
面白いのは、長く育てれば育てるほどサポニン含有量が増えていくかというとそうではないところです。
サポニン含有量は栽培7年目をピークにその後は何年育てようともサポニン含有量は少なくなっていくという点。
植物の不思議ですね。

そして加工法によっても薬効が変わります。
最もサポニンの薬効を強くひきだすのが「紅参(べにさん)」という加工法です。
高値で取引され、漢方として利用されています。
韓国料理では「白参(はくさん)」という加工を施したものをたようしています。
日本でも人気のあるサムゲタンは白参を使った料理ですね。
白参は紅参ほどではないものの、4年根を使って作りますのでそれなりの薬効を期待できるものです。

高麗人参を選ぶときには産地よりも何年根か?加工法は?にこだわって選ぶのといいのです。

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