高麗人参を使いこなす!
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高麗人参、4千年の歴史

東洋医学の生薬として名高い高麗人参。
別名をオタネニンジンといわれるウコギ科の多年草に属するものです。
原産地は「中国」「韓国」「朝鮮」などで、医学が発達する前から病気の治療や予防に用いられたといわれています。

その歴史は実に4千年前に遡ります。
日本では今から約1300年ほど前の奈良時代に韓半島の根元付近にあった「渤海」という国より、聖武天皇への贈答品として贈られたという文献が残っています。
返礼として銀が贈られたことからも高麗人参の価値の高さが分かります。
それもそのはず、高麗人参の栽培には、「非燥」「非陰」「非陽」という中国の言い伝えによる、気温の変化が穏やかで水はけの良い土地という栽培環境が必要だったのです。

また、土作り3年、栽培6年、土地を休ませること10年と、実に約20年の歳月を必要とするのです。

この高麗人参の栽培に初めて日本が成功したのは江戸時代。
8代将軍徳川吉宗の時代です。
吉宗は、高麗人参の栽培を奨励し、徳川幕府を開いた家康の悲願でもあった高麗人参の栽培に初めて成功したのです。
なかでも現在の島根県八束町の高麗人参は火山の噴火でできた、ミネラル分を豊富に含んだ火山灰土質を生かして質の高い高麗人参の栽培に成功し、外国にも輸出されるほどになりました。

こうして、日本でも高麗人参は、人々に愛用されるようになり、現代では科学的にも病気予防などの効用が証明されるようになったのです。

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