高麗人参を使いこなす!
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高麗人参の製造工程

高麗人参は、一般的な野菜に比べ特殊な点が幾つかあります。

まず、自生している天然の高麗人参を山参といい、
畑から掘り出した葉のついた状態のものを水参といい、
掘り出し、乾燥させたものを紅参といいます。

天然の高麗人参の山参は、最も高級品とされています。
高麗人参を作るには、夏に高温多湿でない涼しい、
水はけが良い、土が腐葉土で肥えている、雨の多く降り過ぎない、
などの条件をクリアした土地を用意します。

この畑作りは、腐葉土などを用いて土地を肥やす、
耕すなどの作業を行い、1年から2年ほどの期間が費やされます。
高麗人参は、土の栄養を吸いつくすため、一度使用した畑は10年以上使用できなくなります。
また、高麗人参を育てるにあたり、化学肥料は適さないため、使用できません。

収穫までには、種まきをした後、4年から6年かかります。
3年以内に収穫した高麗人参には、高麗人参の持つ効能がないとされ、
6年以上経ったものはそれ以上成長せずに腐ってしまうため、
6年間育てて収穫された高麗人参の栄養価が最も高いとされています。

収穫した高麗人参は、畑から掘り出した状態の水参、
煮る、蒸す、乾燥といった工程を経た紅参、収穫後に皮を剥いて日干しにした白参があります。
水参は、収穫後の水分の割合は7割から8割程度です。

白参の場合は、この水参の状態から皮を剥く場合と剥かない場合の両方があり、
皮のついているものは調剤に使用されることが多いです。
白参は、水参を太陽や熱風で乾燥させ、水分を1割強程度にします。
紅参は、洗浄後に煮るか蒸すかし、太陽の熱で乾燥させます。
この乾燥の際に、紅参は赤くなります。

乾燥が済んだ紅参は、形を整え、区分を行います。
この区分で、高麗人参の外見、内側を見ての組織、重量などにより等級を決めていきます。
その過程を経て、加湿、圧搾により形を整え、包装されます。

高麗人参のエキスなどは、高麗人参を乾燥させた後に加工を行います。
こちらhttp://www.maruya-kaori.com/に高麗人参を実際に使用した人の体験談が載っているので、参考にしてみてください。

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