高麗人参を使いこなす!
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高麗人参と人参の違い

優れた薬効を持ち、韓国土産の定番でもある高麗人参。
あまり知識のない方にとっては、スーパーや八百屋で売られている人参の親戚みたいなものだという認識があるかもしれませんが、植物としては全く別の種類です。
高麗人参と普通の人参の違いについて詳しく解説します。

高麗人参はウコギ科の多年草で、朝鮮人参や御種人参とも呼ばれます。
一方、普通の人参はセリ科の2年草です。
本来は人参といえば高麗人参の事を指すのが一般的であり、根の形が人の姿に似ていることから、人参と名付けられました。
しかし、江戸時代以降にセリ科の人参が野菜として広く使われるようになり、区別のため朝鮮人参・高麗人参という名称に切り替えたのです。
ちなみに、高麗人参の原産地は中国の遼東から朝鮮半島とされていますが、人参はアフガニスタン原産です。

含まれる栄養素も大きく異なります。
高麗人参の主な栄養素はサポニン・アルカロイド・アルギニン等であるのに対し、人参の主な栄養素はカロチン・ビタミン類・食物繊維等です。
また、高麗人参の主な効能は血流改善・滋養強壮・自律神経の調整等ですが、人参は視力回復・皮膚や粘膜の保護・便秘解消等に効果があります。

高麗人参と人参、見た目と栄養素は全く違うものの、どちらも体によい食材である事は同じです。
人参が苦手な人も多いと思いますが、レシピを工夫する等して日々の食生活に積極的に取り入れ、健康な体と心を手に入れましょう。

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